イタリアのチャイニーズお寿司

イタリアでは意外とお寿司がよく食べられています。ちょっと大きいスーパーにはお寿司のテイクアウトコーナーがあり、専属のアジア系の店員さん(国籍不詳)がオーダーに応じてお寿司を作ってくれます。この間は、スーパーに寿司キットが売られているのを見つけました。お米、海苔、巻きすなどが入っていて、家で簡単にお寿司が作れるという触れ込みです。買っている人を見たことはまだ無いのですが、それなりに売れています。

寿司ネタは思った以上に豊富で、マグロ、タコ、サーモン、スズキ、エビ、イカなど様々なものが食べられます。新鮮でとても美味しいです。もともと海が近くて、魚をたくさん食べていた土地柄だからかもしれません。米の品種のせいか、ご飯は冷えると硬くなってしまうのですが、それでも十分美味しくいただけます。

また、多くの町に中華料理店があるのですが、なぜか看板メニューがお寿司のことがよくあります。店によっては、中華料理店なのに「寿司」と書いたのれんと赤提灯をぶら下げていたりもします。中国人の料理人が作ったお寿司をイタリア人のお客さんが食べている様子を見ると、文化のごたまぜ感がすごいなと感じます。でも、海外でお寿司がこんなに愛されていて嬉しくもあります。

Il giapponese

2件のコメント

  1. 寿司パワーすごいですね!寿司ネタはイタリアでも良く食べられているものが多いから、作り方さえちゃんとできれば美味しく食べられそうですよね。それにしても寿司キットの名前が「アジアの心臓」にはちょっと笑ってしまいますね。

    • そうなんです、高いレベルを目指したらまた違うかもしれないですが、日常で食べる分にはなかなか良い材料が揃った土地だと思います。しかしなんでアジアの心臓にしたんでしょうね〜。同じシリーズで「アジアの心」というのがあって、それはまだうなづける名前だなと思いました。

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