イタリアの復活祭と伝統のお菓子

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“Buona Pasqua!(復活祭おめでとう!)”という挨拶を、ここ数日よく使います。今度の日曜日が、復活祭の日だからです。十字架にかけられたキリストが復活したことを祝う日で、キリスト教徒にとってはもっとも大切な祝日だそうです。

国民の多くがキリスト教徒のイタリアでは、この日をとても大切にしています。復活祭前の金曜日(聖金曜日)には、コロッセオ前でローマ教皇が参列する式典が行われ、多くの人が集まります。

聖金曜日の式典に集まる人々、travelblogより転載。(http://www.travelblog.it/post/192340/via-crucis-2017-a-roma-orari-percorso-e-deviazioni)

復活祭当日には地域の教会のミサに参加し、そのあとは家族で食事をするのが定番のようです。イタリアでは復活祭前後は会社も学校もお休みになるので、普段は離れて暮らす家族が集まって盛大な食事会になることも多いそうです。

スーパーには、復活祭用のお菓子がたくさん積み上げられています。代表的なお菓子が「コロンバ」と「イースターエッグ」です。

コロンバは、鳩の形をしたふわふわのケーキで、オレンジの砂糖漬けが入っているのが一般的です。上にアーモンドと粒状の砂糖をまぶして焼き上げるため、カリカリした歯ざわりがとても美味しいです。

Wikipediaより転載。 (https://it.wikipedia.org/wiki/Colomba_pasquale)

イースターエッグは、卵の形をしたチョコレートです。日本でも最近見かけることが多いかもしれませんね。数cmから数10cmの大きさで、大きいものは中に色々なプレゼントが入っています。また、お店によっては卵に色々なデコレーションがされていて、見ているだけでも楽しいです。

1つ買って割ってみると、中に小さい電話(しかもダイアル式)のキーホルダーが入っていました。なぜこれを入れたのか、すごく謎です。こういうチョコは中身がメインで味はよくないと思っていたのですが、意外にとても美味しかったので得した気分でした。

スーパーでは、たくさんの人が復活祭用のお菓子をカートに山積みにして買っていきます。集まった家族に配るためだそうです。こういう光景をみると、イタリア人の家族の繋がりの強さや、家族を大事にする気持ちが伝わってきます。

【追記】
復活祭用のお菓子は地域によって形や内容が違っています。コロンバは南部では鳩の形のクッキーになったり、イースターエッグは北部ではチョコレートのうさぎに取って代わられたりするそうです。
また、復活祭の食事では子羊がメインになることが多く、この時期を境にイタリアの牧場から子羊がいなくなるらしいです。本当に大きいイベントなんですね。肉屋では頭つきの丸ごと子羊肉が並んでいて、けっこう衝撃的です。

Fumi

2件のコメント

  1. 本格的な復活祭ですね!しかもローマ教皇がすぐ近くにいるとなれば礼拝の参列者もすごい数ですね〜。復活祭のチョコの味、意外に美味しいとのことですが、やはりそこはイタリアだからではないでしょうか。イタリアのチョコレートやお菓子も全般的に美味しいと思います♪でも、ダイヤル式電話ってどういう意味があるんでしょうね???

    • 近くで予定があったので礼拝の様子を見に行ったら、凄い警戒で3回くらい荷物検査されました(笑)。そのせいで周辺は大混雑でしたよ。チョコは確かに、元のレベルが高いのもあるかもしれないですね!電話についてイタリア語の先生に聞いてみたら、大人がずっと使ってるから子供も欲しがるんじゃないかなとのことでした。ダイヤル式でもスマートホン型でも、電話のおもちゃは人気があるみたいですよ。

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