オリーブの花

前回の記事でオリーブの花粉について書いたら、そもそも花がどんなものなのかが気になり見に行きました。家のそばにたくさんオリーブの木があり、花はすぐに見つかりました。

木に咲いているオリーブの花
地面に落ちた花

花は白くて小さく、可愛いです。香りはほとんどありません。ちょっと驚いたのが、ぱっと見はすごく金木犀に似ている(ただし白い)ことです。

金木犀の花(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%A4).

金木犀の英語名も、”fragrant orange-colored olive(香りのあるオレンジ色のオリーブ)”というそうです。割とそのままの名前でびっくりしました。オリーブも金木犀も、同じモクセイ科の植物だからかもしれませんね。でも残念ながら、イタリアで金木犀を見かけたことはありません。

花の見た目と同様に実の味も似ているのかなとも思ったのですが、日本では金木犀は実がつくことが少ないようです。金木犀の木は雌雄が別で、日本に輸入されるほとんどの木が花付きの良い雄株だそうです。原産地の中国では雌雄が揃って実がつくこともあるようですが、食べることがあるかは分かりませんでした。

オリーブも金木犀も身近な植物なのに、調べてみると知らないことがたくさんあるものです。

Il giapponese

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