センプレヴィーサへの山登り

先週の日曜に、ラツィオ州にあるセンプレヴィーサ山(M. Semprevisa)に山登りに行きました。
(イタリアには20の州があって、ローマはラツィオ州の州都です)
1536mの山で、860m付近にある登山口から頂上までは2時間ほどで登れます。

登り始めの山道は岩だらけで、地面に向かって斜めに傾いた岩肌が目立ちます。
周りの山も岩山で、山の斜面の角度は山道に見える岩の角度とほぼ平行になっています。
この辺りの山は、岩盤でできた地層が斜めに隆起して出来上がった地形なのかもしれません。

山の中腹は森になっています。
今の時期は落ち葉で地面が覆われています。
森の中は湿度が高く、沢山の苔が岩や木に生えていました。
緑色がとても目に優しかったです。

木や岩に赤と白のマークが描かれています。これが登山道の印になります。

さらに先に進むと、草原に出ます。
ここに10頭ほどの野生の馬がいました。
そばに寄ると少し離れて行きますが、あまり逃げる様子もなく人に慣れているようです。
ゆっくりと草を食べていました。

さらに登るとティレニア海を望む見晴らしのいい崖に出るはずだったのですが、
霧が出て来てしまい何も見えず。
残念ですが頂上には行かずに引き返すことにしました。

でも、自然と触れ合えてとても良い休日でした。

Il giapponese

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