アーモンドと桜

暖かくなってきたので、沢山の花が咲きはじめました。中でも私が好きなのがアーモンドの花です。桜に似た白やピンクの花が、町の中や畑、道路の脇など色々なところに咲いています。たぶん、その多くが野生の(というか勝手に生えている)ものです。桜より少し地味ですが、素朴でとても綺麗な花です。

緑色の牧草地の中にぽつんと立っているアーモンドは、なかなか素敵です。

また、ローマ市内の公園には桜並木もあるそうです。この桜は友好のシンボルとして、1960年ごろに日本から贈られたものです。下の写真がその場所ですが、これだけ見ると日本のどこかのようです。

Romatodayより転載。(http://www.romatoday.it/eventi/hanami-la-fioritura-dei-ciliegi-8-aprile-2018.html)

この桜は今が満開で、”Hanami”というイベントも行われています。この単語をニュースで見かけたときはびっくりしましたが、そこそこ人気のあるイベントのようです。ちなみにイベントの内容は、みんなで桜の下を散歩したり公園でピクニックしたりしようというもので、日本の花見とは少しイメージが違っています。のんびりしていて良いですね。

ここ以外にも、ローマのあちこちで日本の桜(だと思う)を見かけます。ローマの人々が桜を好きになってくれているのなら、なんだか嬉しいなと思います。

Il giapponese

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