守護聖人のお祭り

先週、私の住む町で守護聖人のお祭りがありました。守護聖人とは町を守るカトリックの聖人で、イタリアでは全ての町にそれぞれの守護聖人がいると考えられています。そして1年に1度、その聖人を記念したお祭りが行われます。

お祭りの日には、教会で聖人をしのぶミサが行われます。ただ私自身はクリスチャンではないので、詳しいことはよくわかりません。

一方で面白かったのが、町の中で行われる色々なイベントです。教会前の広場では地元の歌手のライブやダンスサークルの発表会が開かれ、なかなかの盛り上がりでした。

また、町の大通りは歩行者天国になり、地元の特産品や食べ歩き用の軽食の屋台、ちょっとした工芸品のお店などが並びます。

この辺りの屋台の定番料理は羊の串焼きや豚の丸焼きで、お店の前はとてもいい匂いがして賑わっています。わたあめの屋台もあり、買ってもらったわたあめで手や顔をベタベタにしながら歩いている子供たちもいました。

なんだか、日本の盆踊り大会や縁日の風景を思いだして懐かしい気持ちになりました。すごく離れた場所にいるのに、不思議なものです。

Il giapponese

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