そら豆

このあいだ町を歩いていると、前からおじさんが何か緑色のものを食べながら歩いてきました。すれ違ったあと、そら豆のさやが道にぽとぽとと落ちていて、食べていたのはそら豆だったのだと分かりました。おじさんは市場の紙袋を持っていたので、多分買いたての生のそら豆を食べ歩いていたのだと思います。イタリアではそら豆を生で食べると聞いたことがあったのですが、実際食べている人を見たのは初めてだったので少し驚きました。

スーパーや市場では、今の時期そら豆が山積みになって売られています。また田舎の方に行くと、「そら豆あります」という看板が農家の前に出ていることもあります。春の人気食材のようです。どのそら豆も日本のものより細くて小さいので、種類が違うのか、または早めに収穫しているのかもしれません。

どんなに美味しいんだろう、と期待してスーパーで買って見たのですが、生で食べると渋みが強くて今ひとつでした(茹でると普通のそら豆でした)。新鮮でないと美味しくないのかもしれません。これに懲りずに、美味しいそら豆探しを続けたいと思います。

【追記】
この数日後、とれたてのそら豆を市場で買ったところ、生でも大変おいしかったです。みずみずしくて甘く、シャキシャキした歯ざわりとすこし青臭い香りがたまりませんでした。やはり新鮮さがポイントのようです。

Il giapponese

2件のコメント

  1. 日本のインゲン豆の大きい種類、といった形ですね。空豆を生で食べるところがあるとは知りませんでした。日本のものとは種類がちょっと違うのでしょうね。お腹、大丈夫なんでしょうかね?無理しないでくださいね。

    • 昨日、市場でとれたてのそら豆を見つけて生で食べて見ました。すると、みずみずしく甘くて、とっても美味しかったです。今の所お腹も大丈夫です。やっぱり新鮮さが大事なようですね!市場のおじさんも、売り物のそら豆をさやから出してつまみ食いしながら売っていました。このゆるさがたまりません。

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