バールでのおしゃべり

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イタリアのどの町にも、バールと呼ばれる小さいカフェがあります。多くのバールはカウンターの立ち飲み席のみで、カウンターの中にはエスプレッソマシンが置いてあります。注文を受けると、中にいる店員さんが手際良くエスプレッソをいれたり、カプチーノ用のミルクを泡だてたりしています。その様子がとても楽しくて、カウンター席にいるとつい見入ってしまいます。

いくつかのバールは、バールの外の歩道にパラソルを広げてテラス席を作っています。ここはカウンター席よりもゆっくりできるので、友達どうしで長い間しゃべっている人も多くいます。最初は2人で話していたお客さんが、偶然通りかかった知り合いを捕まえて、テーブルを囲む人がどんどん増えていくこともあります。バールには若い人からお年寄りまで色々なお客さんがいますが、私は特にお年寄りのいる風景が好きです。明るい日差しの中、パラソルの下にたくさんのお年寄りが集まって楽しそうに話している光景はとてもいいなと思います。時々政治についての議論が白熱してハラハラする雰囲気になっていることもありますが、それもまたイタリアらしい気がします。

最近バールの常連のおじいさんと顔見知りになって、色々と話しかけてもらえるようになりました。とても嬉しいです。とはいえ自分のイタリア語レベルがまだまだで、おじいさんがイタリアンジョークを繰り出すたびにぽかんとしてしまいます。意味が分からないのが悔しい上に、ジョークの内容を解説してもらうたびに何だか申し訳ない気持ちになってくるので、このおじいさんに会うたびに勉強を頑張ろうと気持ちになります。

【追記】
このおじいさんが昨日、「大変な状況にあるときほどジョークを言って、周りの人と笑うことが大事だ」と言っていました。とても説得力があります。

Fumi

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