ローマの松

この辺りでは松が街路樹として使われています。
松と言っても、日本の松とは随分と見た目が違います。
高さが15mくらいで、細長いブロッコリーのような形をしています。
これが道の横にずらりと並んでいるさまは中々壮観ですが、最初見たときは衝撃でした。

イタリアでは、松をテーマにしたクラシック曲(ローマの松)が作られています。
この曲の中では、松は古代ローマからの歴史の象徴として使われています。
また、冬にも枯れないため、不老不死や繁栄を表すと古くから考えられていたそうです。
イタリアの文化の中で、大事な位置を占める木なのかもしれません。

日本でも、松は縁起の良い木として扱われています。
イタリアとの共通点をひょんなところで感じて嬉しくなりました。

【追記】
松の根は地中の浅い所に張ることが多いようで、
大きくなった松の街路樹の根元は、必ずと言っていいほど舗装が持ち上げられています。
ひどく凸凹になっている場所もあるので、歩くときはお気をつけて!

Il giapponese

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